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早川ぶどう園

~収穫までのぶどうの成長や、作業内容をご紹介します~

5月 本格的な作業の始まりです

5月1週目
摘蕾

余分な蕾を落とします


1.新梢に蕾は約3つ     2.赤い部分は切り落とし

3.残るのはこれだけ!



マウスポインタを当ててみてね


とにかく袋を掛けるまで、蕾も粒も房も切って切って切りまくります。
実際に実を付け収穫されるのは、蕾の数からすれば2割以下です。

5月2目

花が咲く直前

モコモコだった蕾が、粒々になってきます

5月3週目

開花!

花弁がないので、パッと見 "花"とはわかりづらいですが、独特の香りがするので、”あ、咲き始めたな”とわかります。

ここからが勝負!!  ↓

花切り

余分な部分をカットして成長を止めないと、間延びした房になってしまいます。

花が咲き終わる迄にこの作業を終わらせないといけないので、正に時間との勝負!


花切り前             後

作業風景

バンザイしっぱなしなので、結構キツイんです( i ◇ i)

 
5月4週目

結実…かな?

この年は、花の真っ盛りに雨が続くという、ぶどう農家にはヒヤヒヤの1週間でした。

花も終わり、この小さな実がたどる道は3つ:
 1.力尽きて落ちるか
 2.かろうじて不受精で残るか(でも小粒)
 3.種が入った立派な実になるか
あとは木のコンディション次第。
これから10日のうちに命運が分かれます。

この時の状態が悪いと、種が入らない粒の混ざった親子の房になってしまいます。

じゃあ、い~っぱい肥料あげて元気モリモリにすれば?…と思いがちですが、
・強すぎると、子孫繁栄モードにならず種が入らない
      逆に
・弱すぎると、そもそも実がつかない
ので、木の状態がちょうど中間で、更に適した天候・気温が揃わないと、種ありのぶどうはできないのです。

 





園内風景

青々としてきました。

 
  

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