余分な蕾を落とします
3.残るのはこれだけ!
モコモコだった蕾が、粒々になってきます
花弁がないので、パッと見 "花"とはわかりづらいですが、独特の香りがするので、”あ、咲き始めたな”とわかります。
ここからが勝負!! ↓
余分な部分をカットして成長を止めないと、間延びした房になってしまいます。
花が咲き終わる迄にこの作業を終わらせないといけないので、正に時間との勝負!
バンザイしっぱなしなので、結構キツイんです( i ◇ i)
この年は、花の真っ盛りに雨が続くという、ぶどう農家にはヒヤヒヤの1週間でした。
花も終わり、この小さな実がたどる道は3つ:
1.力尽きて落ちるか
2.かろうじて不受精で残るか(でも小粒)
3.種が入った立派な実になるか
あとは木のコンディション次第。
これから10日のうちに命運が分かれます。
この時の状態が悪いと、種が入らない粒の混ざった親子の房になってしまいます。
じゃあ、い~っぱい肥料あげて元気モリモリにすれば?…と思いがちですが、
・強すぎると、子孫繁栄モードにならず種が入らない
逆に
・弱すぎると、そもそも実がつかない
ので、木の状態がちょうど中間で、更に適した天候・気温が揃わないと、種ありのぶどうはできないのです。
青々としてきました。