予想より玉伸びがいいと、二度三度と見直すことも…。
この時点でも、必要に応じて房落としをします。散々粒抜きした後なので、心的ダメージは一番大きいです( i ◇ i)
でも、「落とさないと収穫遅れるし…(ハサミパチン)」
"無"です、”無”…(笑)
すこ~しづつですが、まだまだ伸びています。収穫までまだ一か月以上あるので、もう少し大きくります。
ハサミも入らないくらいパツパツに。
ここまでくると、作業もしづらく、房の形も玉伸びも悪くなってしまいます。
手伝いでこの粒抜きの作業を知った時は衝撃的でした。
長年ブドウ園の娘をしてきたにもかかわらず、「ぶどうは自動的にあの形になる」と思っていたので…。
「もしかして子供より手がかってる???」と軽く嫉妬した時期もありました(笑)
でも、自分が栽培する立場になった今は、毎年実をつけてくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。
何より、お客様に喜んでいただけるのが、一番の励みです。
「一つ一つ袋掛けるの大変ですね」とよく言われます。
大変です。
でも、今までの過程を見てきたアナタならわかるはず!
一度掛ければおしまいの4・5日で終わるこの作業が、他の作業に比べれば楽なことを…。
袋掛けに入る時の喜びといったら!
私的には、もう終わったも同然なんです(^_^;
もう見えないので、少なくとも、「もう少し抜いた方がいいのではなかろうか…」という摘粒のヤキモキ感から解放されます。
摘粒に時間がかかると、色が来てしまい、鳥の餌食に。
つつかれた粒を放っておくと、周りまで腐敗が広がるので、悪い粒を抜きながら袋をかけていきます。
あとは、皆さんの口に入る前に鳥のおやつにならないよう、8月まで気を付けてまいります。
結構丈夫な袋なのですが、鳥も生活がかかってるので、袋などもろともしないのです。
これで収穫を待つばかりです!
どんな調子かな・・・覗いてみたら、意外と色がついていてビックリ!
巨峰の収穫は2週間後なのですが、ぶどうの方はやる気満々のようです。